神棚について

神棚は神聖で清浄な所
又は、家庭で集いやすく、感じの良い高い所を選びましょう

但し、鬼門線は避けて、南又は東向きに取り付けましょう。

鬼門とは中心、土より東北又は南西の方位であり、東北及び南西を貫く線。
夜と朝の限界、冬と春の限界であって、陰を陽に発祥とする限界で
最も変化する時であり、昼から夜に、夏から秋に、陽から陰に入ろうとする限界です。(左図参考)

【注】
神棚の高さ 幅 奥行に注意すること
お供え物は毎朝しましょう。
@米(洗米又は初ご飯) 
A清水・塩・榊・一日・十五日・祭日には酒や山海の珍味等をお供えします。
神棚は常にきれいにして置きましょう。
榊は枯れないうちに新しいものと取り替えましょう。水は毎日替えると榊が長持ちします。
御神札の納め方
三間社殿(扉が三ヶ所の神棚)の場合は、正面中央は最上位で、天神(あまつかみ)(伊勢の大神宮)、向かって右が国神(くにつかみ)(氏神)、左が八百万神(やほろず)(信仰する神、又は、その他の神)
一間社殿(扉が一ヶ所)の場合は、一番手前から天神国神、八百万神の順序です。
御札は毎年新しくお受けしましょう
前年度の御神札は氏神様に納めるようにしてください。
神拝の作法
先ず口や手を浄め、神前に進み軽くお辞儀をし、2拝(心から深々と)二度お辞儀をします。次に二拍手、一拝の後、軽くお辞儀して神前を退きます。神詞を奏上する時は、二拝をして、祓詞、神詞、唱詞と奏上し二拍手、一拝をして神前を退きます。